遊園地・テーマパークの総合ニュースサイト | WONDER NEWS

2017年9月13日 ハウステンボス

もうすぐ閉園のスペースワールドと、ハウステンボスを比較。おすすめポイントは?

北九州市八幡東区のテーマパーク「スペースワールド」が、2017年12月末で閉園します。同じ九州の長崎県佐世保市にある「ハウステンボス」も、スペースワールドと同様に経営難が続いていましたが、エイチ・アイ・エスの支援で復活することができました。

開業はどちらも1990年代初頭。時代はバブルの真っ只中

  • スペースワールドの開業は1990年
  • ハウステンボスの開業は1992年

まさにこの時期といえば「バブル景気」。日本中のあちこちにテーマパークが作られた時代です。

スペースワールドはもともとは八幡製鐵所の遊休地に建てられました。この土地は今は大阪にあるユニバーサルスタジオジャパンの候補地でもありました。

ハウステンボスが作られた土地は、江戸時代に干拓された水田跡地で、そのあとは太平洋戦争時代に日本軍に接収されて海軍兵学校分校に、終戦後は厚生省佐世保引揚援護局となったあと陸上自衛隊針尾駐屯地となったあと、長崎県に払い下げられました。その後、長崎オランダ村が購入をして再開発を行いました。

テーマは宇宙とヨーロッパ

  • スペースワールドのテーマは宇宙
  • ハウステンボスのテーマはヨーロッパ

スペースワールドは宇宙をテーマにしていて、開業時からスペースシャトル「ディスカバリー号」実物大モデルが設置されています。

ハウステンボスのテーマはヨーロッパ。設計を手掛けたのはのちにハウステンボスの代表取締役会長となる池田武邦氏です。オランダ政府の助言を受けて、オランダに実際にある建物を忠実に再現しました。

料金の違いは?

  • スペースワールドは入園料1,570円、フリーパスが4,420円
  • ハウステンボスは1日フリーパスが6,900円、入場のみの散策チケットが4,400円

料金は随分違いますね。ちなみにディズニーランドのチケットは7,400円、ユニバーサルスタジオは7,600円です。

スペースワールドはもともとは入園料やアトラクションの料金が別々でしたが、2006年にフリーパスに統一。そして2014年に入園料のみのチケットが復活しました。この料金設定はその後の経営に大きく影響を与えたと考えられます。

ハウステンボスはフリーパスは普通の値段ですが、入場のみの散策チケットが4,400円とスペースワールドに比べるととても高い気が…?実はハウステンボスには無料で入場できるエリアがあります。エイチ・アイ・エスが支援を開始後、コスト削減や入場者の増加を見込んで、敷地の南側の1/3をフリーゾーンとして改修。その後、フリーゾーンには他の企業がテナントとして出店できるようにしました。この施策はハウステンボス復活の大きな一手となったはずです。

レビューショー

スペースワールドには「Vicky The Live」、ハウステンボスには「ハウステンボス歌劇団」と、名物のステージが用意されています。

スペースワールド「Vicky The Live」

スペースワールドのメインキャラクターであるヴィッキーがフィーチャーされたショーです。歌・ダンスに加えて生バンドの演奏も。

ハウステンボス「ハウステンボス歌劇団」

宝塚を意識した全員女性によるレビューショーです。エイチ・アイ・エスの支援後に作られた歌劇団と歌劇学院によって毎日公演を行っています。

絶叫アトラクション

スペースワールド

ヴィーナスGP
ディスカバリー号の周囲をぐるぐる廻る名物ジェットコースターです

タイタンMAX
このジェットコースター、なんとブレストの部分を抑える器具がありません。わざとふんばりが効きにくい形になっているため、浮遊感を感じることができます。

ハウステンボス

世界最高・最速を再現したVRジェットコースター「VR-KING」
実はハウステンボスには本物のジェットコースターはなく、VR技術を利用した絶叫マシンが用意されています。このVR-KINGは最高・最速・最長をVR機器によって再現したものです。

VRホラーハウス ~少女の館~
こちらもVRのヘッドマウントディスプレイとギミックチェアを利用したお化け屋敷。最新の機材で、今までにない恐怖を味わえます。

まとめ

スペースワールドは今年の12月までしか遊べません。これまで何度も難しい経営判断を迫られてきたかと思います、関係者の皆様おつかれさまでした。そしてハウステンボス、脅威の復活劇によって現在は経営に勢いがついています。今後、日本発のテーマパークとしてどのような進化を続けていくのか楽しみです。

レジャー・アミューズメント情報は

yoshikikoji この記事を書いた人:Wonder News編集部